1.渡航に関して

1-1.日本からのフライト時間
〇成田空港発:
ダナン国際空港:約5時間30分~6時間
ホーチミン・タンソンニャット国際空港:約6時間~6時間30分
ハノイ・ノイバイ国際空港:約5時間~5時間30分
〇関西国際空港発:
ダナン国際空港:約4時間45分~5時間15分
ホーチミン・タンソンニャット国際空港:約5時間30分~6時間
ハノイ・ノイバイ国際空港:約5時間
※2025年7月3日より、関西空港⇔ダナンの直行便が定期就航いたします!
ダナン国際空港から市街地・ビーチまでは、タクシーやGrabで約10~20分程度です。フーコック島へは、日本からの直行便はありませんが、ハノイやホーチミンなどの主要空港から国内線で約1~2時間で到着します。
1-2ビザ
ベトナム滞在期間が45日以内で、ベトナム入国時点で旅券の有効期間が6か月以上ある場合、日本国籍の方はビザなしで滞在可能です。(※2025年4月現在。最新の情報は必ずご自身で在ベトナム日本国大使館またはベトナム外務省のウェブサイト等でご確認ください)
1-3.航空券代
日本⇔ベトナムの往復航空券は1人あたり約6万円~13万円です。時期によって航空料金は変動しますが、平均的に7~8万円台が相場と言えます。
渡航日が決まっている場合は、できるだけ早く予約するのがおすすめです。
1-4.ホテル代
挙式が催行できる5つ星ホテルは1部屋あたり、ダナン:約5,000円~、フーコック:約3,000円~です。時期やホテルによって宿泊料金は異なりますが、他のビーチリゾートと比較してもお手頃です。
高級リゾートホテルも多く、オーシャンビューの部屋やプライベートビーチを楽しめます。ウェディング施設が充実しているホテルも多いです。
2.ベトナム基本情報

2-1.時差
日本との時差はマイナス2時間。日本が12時の場合、ベトナムは10時です。
サマータイムは導入されていませんので、年間を通して時差は変わりません。時差ボケの心配が少ないのは嬉しいポイントですね。
2-2.ベストシーズン
ベトナムは年間を通して高温多湿な気候ですが、北部と南部で季節による違いがあります。
ダナンの乾季は3月~10月上旬、フーコックの乾季は11月~5月となっており、ダナンとフーコックの雨季・乾季はほぼ真逆のため、1年中ビーチウェディングが可能です。
ベトナムは南北に長いため、地域によって気候が異なります。ウェディングやフォトウェディングの時期を選ぶ際は、目的地のベストシーズンを考慮しましょう。
2-3.天候
ベトナムの天気予報はあまり当てにならないので、当日になるまで天気は分かりませんが、乾季は終日雨天となることは、ひと月に1~2日程度です。また、午後からスコールが降ることがありますが、スコールは30分程度で止んでしまう場合がほとんど。心配な方は、携帯用の雨具を持っておくと安心です。
乾季は基本的に晴れ&とっても暑いです。暑さ対策をしっかりしておきましょう。こまめな水分補給も忘れずに。
2-4.物価
ベトナムの物価は一般的に日本よりも安く、特にローカルなレストランや市場ではその差を実感できます。
ローカルフードは非常に安価で、屋台のバインミーは15,000~30,000ドン(約90~180円)、フォーは50,000~80,000ドン(約300~480円)程度です。レストランでも日本円で数百円から楽しめます。
タクシーは初乗りが比較的安く、配車アプリGrabを利用すれば料金も明確で安心です。
また、お土産を購入する際、市場や雑貨店では、値段交渉次第でさらに安く購入できることがあります。
2-5.レート
1,000ドンは約6円です。(※2025年4月時点)
1,000は「1.000」や「1k」と表記されます。
計算する時は、おしりの「000」を取ってから6掛けると、おおよその日本円の金額になりますので、ぜひ参考に!
2-6.チップ
ベトナムでは基本的にチップの習慣はありません。しかし、特別なサービスを受けた場合や、気持ちの良いサービスを受けた場合は、感謝の気持ちとして渡すのがベター。
スパ・マッサージ等ではチップを含んだ料金を記載していることもあり、チップの記載がないスパの場合には、50,000ドン~100,000ドン(約300円~600円)が相場となります。
2-7.電源
ベトナムのコンセントの形状はA型、C型、SE型が混在しています。基本的には、日本と同じA型のプラグも使用できますが、C型やSE型のコンセントも多いため、変換プラグ(マルチタイプ)を持参しておくと安心です。
電圧は220Vです。日本の電化製品(100V)を使用する場合は、変圧器が必要になる場合があります。スマートフォンやカメラの充電器など、最近の電化製品は100V-240Vに対応していることが多いので、事前に確認しましょう。
2-8.治安
ダナン、ホイアン、フーコックあたりは治安のいいエリアですが、市場などの人ごみの中ではスリ被害が多く、バッグは体の前に持つ等、基本的な防犯対策はお忘れなく。
また、移動の際には、流しのタクシーは避け、配車アプリGrabを利用するのがおすすめです。乗車前に料金を確認できるため安心です。
2-9.トイレ
ローカル店などではトイレットペーパーが無かったりするため、ティッシュは携帯することをオススメします。また、トイレの個室内にごみ箱がある場合、使用後のティッシュは便器に流さず、ごみ箱に捨てましょう。
ベトナムのトイレは、日本と比べて設備が整っていない場合があります。
トイレットペーパーの備え付けがないことが多いです。ポケットティッシュを必ず携帯しましょう。
2-10.サンダル
ホテルのお部屋には、備え付けのビーチサンダルが置いてあることが多いので。ホテルのビーチサンダルで外出することも可能です。気になる場合はご自身のサンダルを持参しましょう。
3.観光スポット
3-1.ビーチ(ダナン)
フォーブス誌も認めた「世界の魅惑のビーチベスト6」の一つ、ミーケービーチは、2025年もその美しさを誇っています。ウェディングフォトやビーチウェディングのスポットとしての人気は健在です。
3-2.ビーチ(フーコック)
ベトナム南西部に位置する離島、フーコック島。西側のビーチから見るサンセットは息をのむ美しさです。
近年、5つ星ホテルがさらに増え、欧米人や東南アジアの富裕層のウェディングスポットとしての人気が急上昇しています。
フーコック島では、アイランドホッピングやシュノーケリングなどのアクティビティが人気です。
3-3.ホイアン
ダナンの中心地から車で約40分の距離にある世界遺産の街。異国情緒とノスタルジーが融合した街並みは、ウェディングフォトの定番スポット。日中は暑いので、夕方から訪れるのがおすすめです。
船に乗ったり、灯篭流しをしたり、ナイトマーケットを楽しんだり、お洒落なカフェやレストランに行ったり、1日いても飽きない街です。
日本でも、TBS「世界遺産」でホイアンが特集されるほど人気急上昇中です。
3-4.ダナン大聖堂
パステルピンクの可愛らしいカトリック教会です。フランス統治下の19世紀初頭に建設され、その美しい外観はSNS映え間違いなし。
ダナン大聖堂の入場は無料です。営業時間内であれば自由に出入り可能ですが、毎週日曜日は、ミサ(お祈り)の日に当たるため入場が出来ません。観光の際は、日程の確認を忘れずに
3-5.バナヒルズ
ダナンの中心地からは車で約45分。標高1,487メートルに位置しているため、ダナン市内よりも涼しいです。フランスの町並みを再現したエリア、アミューズメントパーク、ゴルフ場、レストラン、ホテルなどがあり、一日中楽しめます。
3-6.市場
ダナン市内にはコン市場やハン市場といった市場があります。値段交渉を楽しみながらお買い物をしたり、ローカル屋台でお食事するといった貴重な体験もできます。
また、ドレスを着て市場でウェディングフォトを撮影するのもユニークな体験です。
3-7.ミーソン聖域
ダナン市内から車で約1時間の距離にあり、1999年にユネスコの世界遺産に登録された古代チャンパ王国の聖なる遺跡です。遺跡好きにはたまらないスポットですが、日中はとても暑いので、暑さ対策を忘れずに。
3-8五行山
五行山は山全体が大理石でできていることから、別名「マーブルマウンテン」とも呼ばれています。神秘的な雰囲気が漂う洞窟寺院があり、パワースポットとして人気があります。
4.スマホ関係
4-1.配車アプリ
Grabアプリを使えるようにしておくと便利です。目的地を検索&乗車地点を設定すると、乗車料金が表示されます。金額を確認した後に配車リクエストができるので、流しのタクシーを利用するよりも安心です。
Grabは日本で言うUberのようなアプリで、配車以外にもフードデリバリーも行っているので、何かと便利なアプリです。
4-2.SIMカード
SIMカードを入れ替えなくても海外でローミングできる便利な方法もありますが、ベトナムでSIMカードを購入するのが経済的でおすすめ。
ベトナムのSIMカードを購入して使う場合、ご利用のスマホ自体をSIMフリーにしておくことをお忘れなく。
4-3.WiFi
基本的には、空港、ホテル、カフェ、レストラン、スパ等、WiFiが使えるお店は多いです。
万が一、ご自身のSIMカードがうまく使えずに困った場合には、どこかのお店に入ってWiFiを繋いでみるのが良いですね。
5.食べておきたいローカルフード

5-1.バインセオ
クレープのように焼かれた生地を、野菜やハーブとともにライスペーパーで巻いて、ソースをつけて食べます。ベトナムでも地域によって違いがありますが、中部のバインセオは手のひらサイズでカリッと焼かれていてとても美味しいです。ダナンにはミシュラン認定店を含むおすすめのバインセオ店が多数あります。
5-2.ミークアン
ダナン発祥の幅広の麺料理です。麺の上には野菜、お肉、エビ、ゆで卵、ピーナッツ等がトッピングされています。スープは多くなく、まぜそばのような感じで、暑いダナンではフォーよりもオススメです。
5-3.ホイアン3大名物
カオラウ、ホワイトローズ、揚げワンタン。
この3つはホイアンに来たら外せません。1品1品注文するのではなく、3大名物セットが各レストランのメニューにありますので、セットでの注文がお得!ぜひお試しください。
5-4.フォー
おそらく、日本で最も知名度の高いベトナムの代表的な麺料理!
米粉と水を練って作られる平たい麺で、エスニック料理の中でも日本人にウケるメニューです。スープは主に2種類あり、牛骨からとった出汁をベースにした「フォーボー(牛)」
鶏ガラベースのスープに麺を入れ鶏肉をトッピングした「フォーガー(鶏)」
◆まとめ
いかがだったでしょうか?ベトナムの魅力をたっぷりとお届けしました。この情報が、皆さんの旅の計画の助けになれば幸いです。
美しいビーチでのリラックスした時間、世界遺産の街並みを散策する歴史的な体験、そして何よりも美味しいローカルフードとの出会い。今回の記事を見ていただければ、安心して旅行に行けること間違いなし。
皆さんも、ベトナムで素晴らしい思い出を作ってください!
それでは、良い旅を!